2016年夏の北海道ツアー by Jimny その8
オホーツク・238号線を南下します。
深夜目を覚ますとやはり雨、二度寝して起きてもやはり雨、そしてもう一度寝ます。
稚内の道の駅から移動して宗谷岬へ来ました。外は明るくなって来ましたが。風を伴って雨は降り続いています。
宗谷岬はさすがに観光客はまったく見ません、自転車旅行中の若者が軒下に入って待機中でした。携帯の電源確保にトイレで充電中の人もいます、大変ですね野宿組は。
小雨になったので外に出てみます、ここではこんな寂しい雰囲気が似合うのかも?
パーキングには車が1台だけ!
撤収です・・・
こんな状況の中をこれから網走に向かって南下します。
午前7時、風は少し収まってきました。
この道は同じ左側に海を見ながら走っているんですが、オロロンライン(232号線)とは少し雰囲気が違います。
「道はこの下!」標識が目立ちますね。これがないと怖くて走れないのも事実。路肩の落ちてしまったらね。
ちょっとだけ明るくなってきました。山が見えると気分的に落ち着きます。
浜頓別の交差点。
中頓別や音威子府(おといねっぷ)も行きたいけどこのお天気じゃね・・・諦めます。
あの雲が消えたら青空が出てくれますか?
でもこれはこれで美しい光景です。
道路が少し乾いてきました。
そして霧の中へ・・・幻想的な世界に。
先が見えないと思ったらトンネルでした!
そこを抜ければこの天気、晴れてくれ!
お天気と戦っている間に紋別に到着。
お腹が空いたので何か食べましょう。
大きな施設なんですが、どこかお役所的。
アカデミックなところは認めますが、道の駅的な楽しさは皆無です。
海は穏やかになってきました。
オホーツクタワーまで行っても流氷は見えませんからパス!
238号線から外れてサロマ湖の海岸線にある三里浜キャンプ場に行ってみました。
景観は素晴らしいんですけど、寂れた感じで夏だというのに閑散としていました。静かにキャンプしたい人にはお薦めなのかも。
そこよりは賑やかな「道の駅サロマ湖」
暑くなってきたのでソフトクリーム食べました。
網走の街に近づいてきました。車もそれなりに多くなって、都会です。
網走という地名で全国区で有名になったのは刑務所なんですが、そこへ老若男女&外国人が見物に押し寄せることも出来ないし・・・
そこで昔の刑務所を場所をかえてリビルトし、一大観光地にしちゃったら?
名称も一緒じゃマズイ、ですから「監獄」にしちゃいましょ。
これが広い駐車場もありかなりの施設、やるもんですね。
それらしく佇んでます。
しかも高給取り?
地元市民からだって強引に金を取る?
でも高齢者と障害者には少しだけ優しい?
テーマパークとしてのネーミングはちょっと引きますが、すべての施設はかなり重厚で安普請など見られません。それに全部とは言いませんが「本物」が使ってある訳ですから驚くほどの存在感があります、だからと言って入りたくはありませんが。
明治の建物ですから作りは素晴らしい。
色々な紹介の方法やそのデザインも秀逸です。
ここからが入りたくない所・・・
こんな寒い地で、出来ることなら九州で入りたい・・・
廊下に伸びるストーブの煙突、これ自体が暖房器具なんですね。
「無いよりはまし」な程度なのか? 個室の中ならまだしも廊下じゃ・・・
夢に引きずらないよう? 外に出ます。
通用門にも風格が。
観光を終えて街に。
圧倒的に人が少ない。港の近くにある道の駅でも行って今後の計画を。
道の駅「流氷街道網走」、皆さん頑張ってる感じがしました、でも人はまばらです。
一応押さえておきましょう、道の駅より大切な鉄道の駅。
そして最後に網走で一番高名なところを遠くから、やはり高い塀がございます。