やはり台風は本物でした!
風も強く横殴りの雨が降っています。今日走る道は103号線で、そんなに山奥へは入りません。がけ崩れとか道路冠水なんてことは無いと思います、たぶん。
秋田県大湯温泉を通過。ここも良い温泉みたいなので入りたいんですが、まだ朝9時ですから・・・諦めます。
もうすぐ十和田湖なんですが雨が強くて道が良く見えない。
おかげで車は殆ど見ない一人旅です。
十和田湖に到着、感激まるで無し。一周しましょうか? でもね、これじゃ・・・
進むべき方向だけ確認して車に戻ります。
突き当りの信号を右に、奥入瀬渓流へ向かいます。
十和田湖と別れ奥入瀬渓流と並行して走ります。天気が良ければ美しいところでしょうね。時折見える渓流は”濁流”となっております。
ちょっと疲れたのでここで休憩します。お土産屋さんですが何も買いません。ここで買ってしまうとそのまま名古屋に帰えっちゃいそうでね、危険です。
水量はさほど多くはありませんが、流れは急です。
103号を北上して今日最初の目的地、青森県酸ヶ湯温泉にやってきました。相変わらず雨は強烈に降っていますが、どうせ濡れるんだから車から傘なしで・・・
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(酸ヶ湯温泉ポスター写真) |
小さなお風呂もありますが、ここはとりあえず千人風呂でしょ。
混浴ですが入り口は別れています。この古めかしさが何か新鮮で、昔のお風呂屋さんを思い出します。
そして30分ほどで上がりました、長湯出来ない性格なんです。お湯の感じは宜しかったです。どう宜しかったのかと問われたら答えられませんが、でも宜しかった。
でもちと熱いかな?のぼせてます!
ロビーに飾ってある「プチねぶた」、これくらいなら作れそう、竹ひごと紙で。
しかし曲面が綺麗に出てますね。コピーは出来るけどオリジナルを作ることは無理ですね。
雨が小ぶりになったのを見計らって車に走ります。ウイークディーなのにここは満車って、すごい人気なんですね。
のぼせた状態のまま青森に向かいます。そして午後1時過ぎ青森市内を通過。
雨は間違いなく台風のそれです。
市内から4号線で野辺地に向かいます。
浅虫温泉を通過、ここも有名ですね、今はノーサンキューですが、まだのぼせてます。
野辺地では大雨のせいでエライコッチャになっております。消防団とか総出で山からの濁流を・・・
道路が川になっています!この先も数カ所ありました。水はけ事情が悪いのか、排水施設が貧弱なのか・・・ どちらにしても大変ですね。家と家との隙間を水が流れています。
何とか通り抜けて普通の状態に戻りました、それでも雨は降り続いています。
下北半島縦貫道路からむつ市に入ります。そして279号線で大間へ向かいます。
時折横殴りの雨と対向車の跳ね上げる水で視界がゼロになりますが何とか海岸線に出ることが出来ました。しかしここでもがけ崩れで迂回路に回されたりして大間には4時過ぎに到着。こんな状態ですからフェリーは無理かもしれません。
車を駐車してひとけのないオフィスに向かいます。
「函館行けますか?」
「行けますよ!」
うねりはそんなにない様子、逆に今日キャンセルした車の方が多くてガラガラなんです。
ラッキーといえばラッキー、こんなこともあるさ。
フェリーが入っていました、これに乗るんですね。
それでは車を積み込みましょう。並んでいるのは数台、大型トラック皆無であっという間に船内へ。
1台駆け込み乗船!、あの軽四積んだトラックも函館行きです。
船は出てゆく煙は?
ブルーの窓越しに見るフェリー埠頭、青森と比べるとコンパクトです。でもこれがなんだか良いんですよ。
よく見たらみなさん並んでご挨拶、これだけのスタッフで頑張ってるんですね。
いってきま~す!
台風のおかげで大変静かな船内。どこで横になろうか考えてしまいます、広すぎて。
もしや台風に追い越されたかも? 青空は見えないけど晴れてくる予感。
大間から函館は約1時間ですから、寝てる暇ありません。雨が止んでいたのでデッキに出たらもう函館山があんなに近く。ここから大きく右旋回して函館港に入ります。
旋回中!そろそろ車に戻ります。
この静けさ、10台あまりの車がひっそりと。
接岸してからいよいよ北の大地に。
もうすぐ7時です。そんなことよりこれからどっちへ行けば良いんでしょうか。
今後の予定は未定ですから、どっちでもOKです。
そして函館市に無事到着しました、初上陸です。緊張して海に落ちないように・・・