2016年 夏の北海道 No.7

2016年夏の北海道ツアー by Jimny  その7


利尻島に船が着き、青空をバックに利尻岳が山頂まで姿を現しました。
利尻岳登山 あした晴れるか・・・




宿舎に荷物を置き、歩いて30分程の温泉まで。さっぱりしたら鴛泊の街の中にある飲み屋さんで刺し身とビールで乾杯。今夜は早めに寝て午前4時には起きて準備する予定でしたが、ここで飲み過ぎたのが誤算。

結局2時間遅れの午前6時に登山口へ!
天気さえ良ければ問題ございません。




最初は緑の美しい森を抜けていきます。
超スローペースですが、覚醒してくれば大丈夫。




歩き始めてすぐに美味しい湧き水がありますのでここで顔洗います。プラティパスにも2リットル入れました。




頂上まで5.5キロですか、距離的にはそんなにありませんが、最後はかなり険しい感じ。




なだらかな上りで、しかも涼しくて、こんなのがずっと続けば良いんですが・・・




ちょっと標高を稼ぎました。それでもまだ1000メートル以上残ってます。




やっと視界が開けて鴛泊の街が少しだけ見えます。




こちらは礼文島方面、雲に隠れています。




時折雲が流れてきますがまだまだ大丈夫。




先程よりちょっとだけ登ったでしょうか。少しだけ北海道の海岸線が見えます。


残り1000メートルあまり、先はまだまだありますね。




見上げれば・・・
でも頂上はあれじゃない!


トイレブースがあります。
これはトイレじゃなく場所の提供だけです、道具は持参です。




7合目までしんどかったけど着きました、ここで小休止。




やっと半分以上登りましたね、あと600メートル位かな?





さすがに景色が変わって、街が小さくなってきました。




島の北東側も鮮やかに見えます。




そしてもう一段高くなってきました、雲が増えてきています。




もうすぐ避難小屋、ここで少し休憩します。
カメラのストラップが緩んでいたので締め直します。




ここは山の呼び名が違うんですね、長官山?なにか由来があるんでしう。
残り500メートルあまり。




あの石碑が何か関係ありかも。




だんだん雲が垂れ込めて来ました。



ここから一旦下って避難小屋を目指します。




頂上は雲の中、そしてこの下りで悲劇が・・・
久しぶりの下りで快調に飛ばしたのは良いけれど避難小屋についたらカメラがない!
そしてこれが登山中最後の1枚でした。


戻って探すか、運良く道に落ちてれば良いけど、そんなことは・・・
そのまま9合目を目指しましたがなんだか落ち着かない。
9合目で後ろから追いついてきた若いお兄さんに一応聞いてみましたが見なかったとのこと。もう諦めるしか?
ガスの中で少し考えます。このまま頂上まで登っても視界は絶望的です。時間的にはまだ余裕がありますから行くことに問題ありませんが、もうここで引き返すことにしました。
カメラを落とした区間は分かっていますからその間は目を皿にして下山しようと考えました。急いで避難小屋まで戻るとそこから先の登り区間は細い道の両側を丹念に見ながら歩きます。一度ストラップが緩んでいた時もう少し念入りに確認すればよかったんです。

そして見つけました!
最後に写真を撮った所から僅か10メートル、茂みの中に落ちていました。
勲章?の傷は少しつきましたが壊れていません。
もう安堵感一杯でタオルで綺麗にしたら下山中はザックに入れて歩きました。
このカメラが出てこなかったら、今回の旅行でこれまで撮った写真は見ることが出来なかった訳ですから有り難いことで感謝です。

登山口に戻ったら急に力が抜けて休憩。一度ザックからカメラを取り出し、今まで撮ったデータの確認をしました、大丈夫全部残ってます。

さあここからタクシーを呼んで港まで帰りましょう。
でもゲンキンなもので、天気も良いし、カメラも戻ってきたし、ここはあと1時間歩こう!
そして炎天下の舗装路を気分良く歩きます。




ずっとこんな道ですが、救いは下り坂。




やっと街に戻って来ました。




山頂は今も雲に隠れています。
でもあそこから今いるこの場所まで全部歩いて来たのは驚きです。




まあ色々ござましたが、楽しい登山でした。
もう一度快晴の時に登りましょうね。




フェリーが港に入ってきます。
今回は利尻島全部を歩いて回ることは出来なかったけど次の機会に・・・




港を出て1時間、利尻岳がやっと山頂まで姿を現しました。
もうすぐ船は稚内港に到着です。









2024.09 青森周遊・・・1

2024.09.04  午後2時 家を出ます・・・ 目指すは東北の青い森  2,212kmの旅 いつも深夜なのに今回は違う時間帯 真っ昼間の19号を走るのは久しぶりで新鮮 塩尻までの木曽路は昼間なら景色も空気も良くて・・・楽しみ   先は長いのでのんびり走ります      こんな...