2014年7月 九州の旅・時どき山 その1.「坊がツル」
あの日、手を振ってくれてありがとう。笑ってくれてありがとう。ひとつになってくれてありがとう。九州新幹線全線開業します。ひとつになった九州、新しい力が生まれています。ひとつになった九州から日本は楽しくなるはずです。九州新幹線、みなさんと一緒に全線開業です。(カンヌ国際広告祭で金賞を受賞した九州新幹線CMより)
いいなー このCM。
いつかは新幹線で旅してみたい九州・・・しかし、今回も。
昨年は秋真っ只中の九州、今年は夏本番の九州、どっちが楽しいか・・・
九州まで向かう行程は前回と同じ、山陽道をひた走ります。途中で飽きてくるのは同じ時間帯、そして同じ場所。緊張に糸がダラダラ緩んで来た頃、今年も広島あたりです。
眠い! 給油したら少し歩くことにしましょう。
むむ、鳥居があります、何かゴリヤクでも? ここは山陽自動車道・宮島SA(下り)です。厳島神社があっちの方角にあるんですね。
それはともかく眠い!

と、横を見れば待ってましたとばかり!
ちょっと1杯いただきます。
眠けが覚めたらもう一度真剣に走ります。
そしてこの標識が見えたら目覚めます、なんでだろ・・・
今回は渡る前に壇ノ浦PA(下り)に入り、ちょっと休憩です。
ケーブル断面!
向こう側は門司港です、「門司港レトロ」や「九州鉄道記念館」などがあります。時間があったら帰りにでも寄ってみましょう。
僅かこの距離なんですね、本州と九州のサカイは・・・
あのケーブルを信じて渡ります。
前回と同じ東九州道を行橋方面へ。
ここで記念の我が家から丁度700キロ!
福岡県豊前市「道の駅おこしかけ」で休憩。モダンな建物ですが人気が・・・
駐車場が狭いからでしょうか。
ここも間違えずに由布院方面。
こっち側じゃないかも!
右です、湯布院です。
景色見てて標識が目に入りません。
大分と湯布院の力関係、別府と湯布院の方が互角?
大分道を「湯布院」で降りたら早速「やまなみハイウェイ」に入ります。
ここで今回はどうしても最初に行きたかった場所を目指します。
前回同じルートを暗くなってから走りました。由布岳に登って湯布院で温泉に浸かり、それから阿蘇に向かって走った時です。この素晴らしい「くじゅう連山」の景色は真っ暗で見ることが出来ませんでした。
途中「長者原」の信号で停まった時、たくさんの車が駐車していました。そこから少し峠を登った「牧の戸」、ここもくじゅうへの登山口です。
今回はこのどちらかに停車してこのあたりをゆっくり歩いてみようというのが第一の目標です。
いよいよ来ましたちょうじゃばる・・・「長者原」
車を停めて深呼吸・・・
今夜はここに、そして明日の朝、あっちに登ろう。
空気がおいしい!
車内整理、そして寝室を作ります。
夜は豪華焼き肉コース、朝はぬき。
タデ原湿原に入ります。
「あんまり緑が美しい・・・」
わかる人にはわかる、使わせていただきました、とても良い言葉です。
ここまで美しくされていると汚す人もいません。
これから咲き始めるのか、それとももう終わりなのか?
花の知識はゼロ!
「雨ヶ池」方面です、ひとまず「坊がツル」へ・・・
そんなに険しくない道を4.7キロ、走れるくらい体調万全、走りませんが。
ここから緑の回廊が始まる。
ちょっと露出オーバー・・・
緑の中は思った以上に暗いんです。
日差しが差し込むと明るくなります。
ここでは道に絶対迷わない自信あります、標識は万全です。
いろんな緑が混ざってます。
半分くらい来ましたね。
車を停めた長者原方面、温泉宿がチラホラ見えます。
雨ヶ池に到着です、水はほとんどありませんでしいた。
それを過ぎると突然視界に坊がツルが見えて来ました。
ここからは得意の下り・・・
降りて来ました。
坊がツル、緑の絨毯。
法華院温泉山荘用の車が通れる道路に出ました、一般の車は通行できません。
今通って来た道、ちょっと登った気分でしたがそれほどでも。
法華院温泉山荘方面に少し歩きます。
左に入れば一体がどこでもキャンプ可能な坊がツル。
朝起きても間違えないよう帰る方角だけインプット。
本当に素晴らしいところです。
水はタダで飲み放題!
周りの山が取水口・・・
山の麓に法華院温泉山荘が見えます。
時間に早いせいかまだテントはありません、一番良いところに陣取りましょう。