北海道、日本最東端を走る・・・
知床五湖
PM 02:30
知床五湖を歩く・・・
五湖のうち一湖だけであれば見学は自由で電気柵で守られた高架木道を歩くことが出来ます、しかも無料なんです。でもせっかく北の最果てまで足を伸ばしたことですし、ここは歩くことが目的ですから見学料金をお支払いし、授業を受けてから歩き始めました。
世界遺産保全の為にお金を徴収することは構いません、しかも北海道では知床が唯一ですから。しかし保全にまで回らず、それらを維持運営するだけの人件費で消えていくような気がします。確かに保全すること自体(杭を打ったり、柵を作ったり、歩道を整備したり、看板を立てたり・・・)が、人間の手が入る「自然破壊」という一面もありますし、難しいところです。
五湖を目指してスタート。
この地域に生息する「森のクマさん」がいますから今日は山で使う鈴を持ってきました。
大声で叫べば誰か気づいてくれるでしょう、たぶん。
色々考えながら歩いていると最初の五湖に到着です。
狭い木道。前から人が来たら? 大丈夫、一方通行です。
森を抜けて明るい所に出ました、湖面が鏡のように美しい。
水も澄んでいます。
木道脇には花も。
再び森の中を進むと・・・
四湖が見えてきました。
もう少し木道を歩いて・・・
左に曲がると・・・
目の前に絶景が広がります。
ここに四湖のプレートがありました。
写真を撮ってちょっと休憩したら歩きだします。
今度は左手に見えてきました。順序からすれば三湖?かな。
やはり三湖でした。
ここからも絶景を見ることが出来ます。
先に進みます。
ちょっと距離があります。
森の中を歩いて行きます、クマさん出てこないで・・・
まだ三湖のほとりを歩いているんですね。
ここにも花が咲いています。
水面にまで広がっています。
苔のオブジェ、疲れてたけど座れない。
別れ際にもう一度「三湖」のプレート。右へ直角に曲がって先に進みます。
古めかしい看板が出てきました。一番大きな二湖のほとりに近づいています。
二湖。
三度目の絶景です。
羅臼岳の山頂もはっきり見えてます。
山脈の右から左へ・・・
そしてトリは一湖です!
いずれの湖からも同じような景色に見えるんですが、少しずつ違うんでしょうね。
バックの知床連山が五湖を引き立ててます。
最後の高架木道を歩いてフィールドハウスに戻ります。
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そして右手の海を見ると太陽光線が帯状に輝いています。 |
最後に歩いたこの場所(無料区間)が一番良かったとは思いたくない・・・
最近目が悪くなったせいか細かい日本語が読めない・・・
と、思ったら日本語じゃないのかコレ?
誰のための世界遺産・・・
駐車場に大型バスが一台も停まっていない今年の観光シーズン、この看板を見る人達もいないわけでして、とても静かな知床五湖でした。