北海道、東へ向かう旅・・・そろそろ日本最東端へ
厚岸から根室まで
勢い余って厚岸大橋を渡ってしまったところに愛冠(あいかっぷ)岬はあります。
PM 01:19 駐車場に車を停めて少し歩きます。
曇り空でしかも霧がかかってます。
残念ながら海の景色を見ることは出来ません、バックは真っ白でございます。
時折霧が薄くなって真下の海岸線が見えます。
花を撮るのに夢中になって、このまま前進すると落ちます!
少しだけ白い波が見えました。
ここで良い風が吹いたらスロープ・グライダーには最高でしょうね・・・
回収に行けないかもしれませんが、模型グライダーの話です。
一応モニュメントらしきものはあります。
定番の「鐘」がありますが、誰か見てると恥ずかしいので鳴らしません。
誰もいないと思っていたら・・・ おいおい、頭がいっぱい見えるぞ。
鐘鳴らさなくって良かった。「プッ!」って笑われてたかも。
執拗に追いかけて鹿せんべいをねだる何処かの鹿とは違って、みんな優しそうな顔してます。
ま、そんなわけでして何も見えない愛冠岬からもう一度厚岸方面に戻ります。
信号待ちでふと横を見ると、味のあるお店。
昔テレビで「富貴」の宣伝を見たことがあるような・・・
ここで右折して霧多布方面へ向かいます。123号線、入ります!
途中で「厚岸道立自然公園」という公園もありましたので駐車場まで行きましたが、ここも残念ながらあたり一面真っ白でした、引き返して123号線を進みます。
ちなみにこの123号線は「北太平洋シーサイドライン 主要道道 別海厚岸線」という重苦しい名前がついています。
この道路進むにつれてどんどん霧が濃くなり、動物飛び出し注意の標識すら良く見えなくなって心細くなりましたが、このあたりまで走ってきたら視界良好になりました。
霧多布岬まであと7km。
霧たっぷ・り。
123号は左の別海方面へ続きます。
少しでも空が明るくなるとうれしい・・・
終着根室まで40kmとなりました。
Googleマップで確かめましたが今なお工事中の写真です。
Yahoo地図の航空写真に至っては道路も何も無い・・・
調べてみましたら、この「根室道路」は温根沼の温根沼ICから根室市穂香の根室ICに至る総延長7.1kmの自動車専用道路で高速道路ナンバリングは「E44」が割り振られているそうです。開通は2020年3月22日でした。わずか半年しか経っていないんですね。
でも、44号線が脇を通っているのに何故ここに高速道路が必要か? 町おこし?
「地吹雪に強い根室道路の整備効果として、救急搬送の確実性向上、安定的な根室産生さんまの出荷支援、釧路・根室管内の観光活性化を挙げている。」
その訳は冬期の地吹雪による交通障害だそうです、早速使わせて頂きます。
驚きましたよ。根室半島に入ってから高速道路ですもん!
7.1kmですからすぐに根室の街に入ってきます。
そろそろ燃料計の針が気になりだしたので給油しましょう、大好きなモダで!
PM04:44 根室市西浜町モダ・セルフにて30.35L給油 @127.80 3.879円
これでもう安心、何処までも進めます、この先は日本の終点ですが。
終着駅ですが「日本最東端の駅」ではありません、不思議ですね。
「日本最東端の駅」はJR根室本線(花咲線)の東根室駅です、なんで?
その訳は
最初から狙っていたんですね、その名誉を。