北海道、日本最東端を走る・・・
カムイワッカの滝・道の駅 うとろシリエトク・ウトロの街の朝歩き・・・
PM 05:20
知床五湖を後にしてウトロの街に帰る予定でしたが、折角ですからカムイワッカの滝にも行くことにします。今日の午後、五湖へ向かう途中の電光掲示板に「カムイワッカの滝にて熊出没!車から出ないように」という文字を見てしまったのでちょっと心配ですが。
未舗装の道を走ること20分・・・
こんな道には無敵の四駆ですが、床下から石の当たる音が聞こえます。
ここはゆっくり大人しく運転します、キュイーーーン!
おびただしいオイル漏れの痕、みなさん舗装路と同じようなスピードでかっ飛ばしてここまで来てるんでしょうね。レンターカーなら宜しいでしょうが・・・
ほとんどの駐車スペースにオイルの形跡。
でもコレを見てしまった「時既に遅し!」でしょうね。
これが「温泉の川」でなければ本当に「なんの変哲もない小川」でしょうか・・・
ここには「湯の滝」と念押ししてあります。
流れる温泉であることが凄いんです。
さすがに裸になって入るにはチト温度が低いし、ちんれつ罪にもなりかねません。
熱い流れの所もありますから寝そべってみれば?
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昔はずっと上流まで登って行けば適温の上等な露天風呂がいくつもあったそうです。
しかし事故が多くて危険な為、現在は立入禁止になってします。
水温のせいで岩に水苔なんかはついていませんから滑る心配はそんなにありません。しかし流れに足を取られて「岩の上 流水プール状態」になる可能性は多分にありそうです。
結局なんだかんだで半身浴程度に濡れてしまいました。
「いいお湯でした」とまでは残念ながら・・・してませんよ。
さっぱりとしたところでウトロの街に戻りましょう、日も完全に暮れてしまって真っ暗でございます。
ウトロの街の交差点にあるコンビニで夕食を買います。サッポロ・クラシックは常に車内在庫が有りますが、キーンと冷えてませんから1本買います。
「道の駅 うとろ シリエトク」アイヌ語のシリエトクがシレトコ(知床)になったんだという想像はしてました。
シリ=大地 エトク=先端 で「大地の先端」だそうです、なるほど・・・
そこで食す「味しみ特製ロースカツ丼」と「厚焼き玉子」、ビールが旨い!
そしていつしか Zuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu..........
AM 05:49
朝4時には目覚めましたが、グダグダしてたらもうこんな時間。
きょうは一日運転しますから、運動しておかないと。
早朝散歩します!
「道の駅 うとろ シリエトク」から出発。
お隣には知床世界遺産センターがありますが、まだ開いていません。
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港の脇にある岩山「オロンコ岩」に登ります!
標高 60m 山頂を目指します、それにしても急な階段です。
大丈夫か?
一汗かいて山頂です、朝からキツイぞ。
山頂にあるプレート、ネンキが入ってます。
プユニ岬方面、知床観光船も客足がばったり途絶えて大型バス駐車場は・・・
回復すると良いですね、程々にね。
いろんな花がまだ咲いています。
この港内には魚釣りの人がいっぱいいました。中には40cm程の大物を数匹釣り上げている人もいます。魚は「カラフトマス」という名前だそうです。日本語ではこれもマスじゃなく「シャケ」なんだそうです。マスをシャケと謳って売っても不当表示にはならないの?
早朝から工事車両が動き始めています。
ウトロ漁港の後ろに道の駅(茶色の建物)があります。
上の写真の拡大したもの。駐車場の端に私の車・・・
オロンコ岩の下に見える岩は柱状節理?
「オロンコ岩」全体がそうなのかも・・・
下山?したら、この界隈を歩きましょう。
知床観光船おーろら、乗ってみたい衝動に駆られました。
ここは間違いなく秘境知床岬航路でしょう!
いや、乗ってませんが・・・
コンビニで朝食を買います。
道路の反対側には本州勢力が最果ての地まで攻め込んでいます、どーしたヒジカタ。
頑張れセイコーマート!
でも昨夜の夕食は7&11でした。
もう中毒かもしれない・・・
天候やクマ出没情報そしていちばん大切な自身の体調などいろんな事が登山には必要です。ウトロの街には結局3日間滞在して羅臼岳に登る準備をしました。すべてのコンディションが整い早朝から気合入れて登れば長丁場ですがなんとか・・・
しかし暗くなるまでに下山出来るかどうかちょっと不安でしたので諦めることにしました。
今年は例年より雪が少なく、登山道に残っている箇所は無いそうですが、その代わり熊の出没は多いそうです。食うか食われるか・・・当然食われます!
残念ですが他の山を目指すことにしましょう。