2014年7月 九州の旅・時どき山 その6.夏の知覧で武家屋敷・・・
どうしてもここへ来たかった訳じゃありません、しかし思いの外、長い時間を過ごしました。それだけ見ごたえのあるお屋敷が並んでいました、恐るべし薩摩藩です。
メインストリートを歩き始めます。
夏の熱い空気が道路上をゆっくり流れます。
ゲートが作られている訳でもありません。でもメインストリートに並ぶお屋敷の中でとりわけ手入れの行き届いた7ヶ所のお屋敷は保全のために有料となっています。
お昼近くの一番暑い時間帯に歩く人はいませんでした、正に焼けるような暑さです。
イメージ的には静まり返った「感じ」は出てます。
木陰に入るとホッとします。
それでは順に見学コースを・・・
さすがに手入れの行き届いた庭が待ち構えています。
まわりの山や樹木まで味方にしてしまうスケールの大きなお庭です。
庭作りにもストーリーがあるんですね、鶴亀伝説そしてベンガラ漆喰壁・・・
窓越しに見える景色も素晴らしいんでしょうね。
すこし立ち位置を変えると見える景色も変わります。
平山邸の門構え。
このお庭も迫力があります。
同じ平山邸ですがご兄弟なんでしょうか。
この縁側で宇治金時のかき氷なんか食べて昼寝したら気持ち良いでしょうね。
こんもりした感じ、簡単そうに見えますが、やってみろと言われたら絶対に出来ません。
石垣ひとつにも年月を感じます。
石の並び方に特徴があるんでしょうか。
一番後ろに控える緑がお庭の木々なのか、後ろの山なのか分からなくなります。
おとなりに高層マンションなんか出来たらぶち壊しですよ!
いやー、十分堪能させて頂きました、そしてお腹が空いてきました。
近くに食事ができるお店は?
同じ様な作りの立派なお家ですが、こちらはお座敷を開放してレストランをされています。
「氷」の旗にも惹かれました。
暑くて食欲が・・・そんなときには冷麦。
そして願い叶って「とどめ」です。
色々あるものを使って工夫されています。
お庭だって比べたらそりゃーちょっと落ちますけど・・・立派ですよ。
店内。座布団はきれいに並べましょうね・・・
一息ついたので、最後の邸を見学しましょう。
こちらはお茶屋さんをされています。
冷たいお茶を頂き、「知覧茶」を買って車に戻りました。
武家屋敷、見ごたえありました。
今日は暑かったね!
君も木陰で昼寝ですか?