2024.07 九州へ・・・5

Nagasaki  Night ・・・  九州 2.152kmの旅

 

稲佐山へ

ホテルから稲佐山まで5.4kmですから歩くのは無理じゃない
でもここで無駄に1時間半使ってしまうと暗くなってしまいます
そこでバスに乗ることにしました
ここからは1本のバスで麓の「ロープウェイ前」バス停で降りたらロープウェイに乗ることにします

こじんまりしていますがセンスの良さを感じます、さすが街中にあるだけの事はあります


 

お山にある乗り場と違いここは都会ですからきれいです

函館山のロープウエイと比べるとスケールは二回り小さく感じます

観光バス数台でどっと押し寄せる観光客にはちょっとスペース的に無理かも・・・
 



余計な心配しながらロープウェイ乗り込むとゆっくり動き出しました

 


稲佐山は標高が東京タワーと同じ333mです

麓の「淵神社駅」から山頂の「稲佐岳駅」迄およそ5分で運んでくれます

長崎の街の全貌が次第に見えてきます

平地が少なく家々が斜面に寄り添って建っています



「スロープカー」なる商売相手がいるのですね?

流石に「世界三大夜景」とかの謳い文句で集客するのにこの規模ではちょっと・・・

なんて思ってましたがもうひとつの輸送手段「スロープカー」なるものが存在しました
 



ちょっとどんなものか覗きに行ってから山頂展望台に向かいます

展望台方面へ歩きます



地上から見えた稲佐山のシンボル・・・

これが一番目立ちます!



こちらが展望台みたい



早速展望台の屋上に登ります

その前に左側のベンチから覗いてみると・・・
うーん、このスケール

 


想像してたより全体の面積が小さい

展望台に上って右手を見ると東シナ海
陽が沈みかけています



そこから少し左に・・・
女神大橋が見えます



そして正面・・・
中央の緑に見える「長崎水辺の森公園」の奥にホテルも見えます



そしてちょっと左に・・・
2024年秋開業の長崎スタジアムシティアリーナ「HAPPINESS ARENA」
名称を完全に英語だけにしてしまうんですか?

スタジアム、ホテル、アリーナ、オフィス、ショッピングモールなどの複合施設です



まだ暗くならないのでベンチにて休憩

世界三大夜景を見ようと観光客も増えてきました

日本語はあまり聞こえてきません

しかし目の前の光景は・・・

とっても濃いガスが漂っています



そろそろ暗くなってきましたが背後からガスが容赦なく流れてきます

曇ったガラス越しに見ているような・・・



そしてあたりは真っ白・・・・・・・・・

1時間程こんな状態が続きます

無常に時間だけが流れていきます

雲も流れていますからいつか切れる時が来るのかも 

切れ間が出来てた瞬間には



「完全」ではありませんが視界は確保できています

3時間近くいましたがカメラを手にしたのは数分でした

そして「長崎の夜景」がカメラに残ったのは2枚だけでした!

 


一番近くのシンボルもこの有様です

霞んでいても写せます!


 

でもこれって「ナガサキの夜はムラサキ」に見えないこともない・・・

 


さんざん粘ってみたのですが午後8時稲佐山をあとにします

9時前には新地中華街に到着したのですがほとんどのお店は閉店間際です

まあそんなに好きな中華料理も無いしチャーハンと餃子くらいしか食えないし

夜の新地中華街を散策してからまだ開いていたコンビニで夕食を買い

ホテルで食べることにしました

ちょっとわびしいけど安上がり・・・

今夜はいっぱい歩いたので体力は回復したみたい

そして「長崎の地理」は少しだけ頭に入りました

それが一番の成果でしょうか


 

明日はどちらへ?

                      (最終回へ続く)




 

2024.07 九州へ・・・4

阿蘇から長崎へ・・・ 九州 2.152kmの旅  


午前7時起床、今朝も快晴!

でも疲れが溜まってくる頃、今夜はゆっくり長崎で過ごすことにしてホテルを予約しました

のんびり阿蘇から長崎まで移動します

早めに到着して世界三大夜景と言われる長崎の夜景を楽しむ、お天気次第ですが

午前9時道の駅「阿蘇」を出て西に向かいます

下道を走れば200kmあまりですからおよそ5時間の旅

昼食や休憩を含めても3時頃までにはホテルに到着出来るはずです

内牧温泉で朝風呂も考えましたが9時では開いていない可能性もありますから諦めます

もう何年も前に町中の小さな温泉に入った記憶がありますが・・・

 


そこで調べたところ2014年7月でした、丁度10年ひと昔・・・

当時は内牧温泉には日帰り温泉が7軒あり、薬師温泉さんと宝湯さんに入った記憶があります

宝湯さんはもう1年古く2013年10月にお邪魔していました

料理屋さんが本業の様で地元の人が来る銭湯感覚のお風呂屋さんでした


2014年7月に撮った写真から

2014年7月に撮った写真から


2013年10月に撮った写真から

 熊本地震で57号線が寸断され復旧に長い時間を要したことからバイパスが作られました

それが「北側復旧道路」という名前で現在は使われています

大津(おおづ)までの短い区間ですがまるで高速道路みたいです。


 

しばらくして終点の大津東

 


熊本市を迂回して長崎に向かうには途中で北に向かいます

それには325号で柳川市辺りまで北西に走れば時間短縮と渋滞を回避できます



作業服を着た何組もの集団が道路のゴミ拾いをしていました

地域清掃活動をされているホンダ社員の人たちでした

ここはスーパーカブからゴールドウイングまで色々な二輪車を作っている国内唯一の二輪車生産拠点です



一世を風靡した「ひこにゃん」に変わって現在も不動の人気「くまモン」



 山鹿、菊水、長洲・・・あまり聞いたことが無い地名ばかりで焦ります



メロン買っても家に帰るまでに「乾燥メロンチップ」になりそうなので通過します



山鹿(やまが)は温泉が有名なところみたい・・・



山鹿市内で一瞬国道3号線を走りますがすぐに443号へ左折します



のどかな片側一車線の道をのんびり走ります

大牟田の近くを通ります



すると突然車専用の「有明沿岸道」

ギャップが凄い



それにしても快適な道



左折して家具で有名な大川市方面へ



道の駅「しろいし」はお昼時で満車状態
諦めて先に進みます

「昼食難民・・・」



207号へは行かず444号へ右折して大村を目指します

何故だ!

昔、深夜の207号を長崎から佐賀に向かって走ったことがあります

月夜の晩で有明海がキラキラしていました

その時の美しかった印象が今でも強く残っていますから・・・それを大切にして

今回は山の中の峠を越えて行きます

なかなかの峠道でした



大村駅に寄って行こうと思ったのですが・・・暑いので中止



長崎が近くなってきました



この雰囲気・・・平地が少なく道路がクネクネしてて中央を路面電車が走る



先ずは長崎駅を目指します



ここからは山手エリアに向かってもう少し・・・

 


やっとホテルが近づいて来ました

「メディカルセンター」のお隣です 

時刻は午後2時45分、予定通りに無事ホテルに到着することが出来ました

 

そしてシャワーを浴びたら着替えをして・・・

ホテルの前のバス停から稲佐山に向かいます 

仮眠は中止!

 

「ながさきの夜はむらさき・・・」

 

 

今日走った行程

 


 

 

                     (5へ続く)






2024.09 青森周遊・・・1

2024.09.04  午後2時 家を出ます・・・ 目指すは東北の青い森  2,212kmの旅 いつも深夜なのに今回は違う時間帯 真っ昼間の19号を走るのは久しぶりで新鮮 塩尻までの木曽路は昼間なら景色も空気も良くて・・・楽しみ   先は長いのでのんびり走ります      こんな...