小樽を散歩、そして函館を目指す・・・
「長い一日」とは、午前1時から午後7時までの18時間で走った距離が492km、走行時間は10時間6分、しかもその上歩いた距離が4.8km。
その歩いた距離の大半が小樽です!
AM 09:00
初めての小樽、イメージするのは雪の積もった小樽運河に幻想的な明かりが灯る・・・
長く続く運河と倉庫群そして遊歩道とイルミネーション・・・
確かにございました! しかしです、私の想像していたものとはそのスケール的に大きなズレがございました。その運河の長さにしても実にコンパクト、これだけかい! というものでした。長けりゃ良いというものでもございませんが、これであれだけの観光客誘致の道具のひとつになるのであれば、真似のできる運河を持つ市町村は全国に腐るほどあります。
まあ、独自で倉庫を改良して色々苦労されていることもわかります。逆の見方をすればこのコンパクトさが観光には良いのかも知れない・・・
この運河から続く観光小路の「堺町本通り」も原色系のド派手な看板を含めアチラ系の方が好みそうな作りにシフトしてしまった様子、ちょっと残念であります。もちろんビジネスですからお客様の方を向くのは決して悪いことじゃないんですが、噺家の言う風情(ふぜい)みたいなものが見つけられない・・・人通りの少ない小樽の街でした。
客足は途絶えていても観光船の準備だけはしておかなくてはいけません。
ここに長蛇の列が出来ることは当分の間、ないと思います。
早く雪の季節になって観光の目玉として復活できると良いですね。
ここはオープンしていたら入ってみたいお店でした。
運河と別れて観光小路の「堺町本通り」を東へ歩きます。最初に目に入った建物、この重厚さと色がとてもマッチしています。
「HDR」で遊ぶとこんな感じ・・・
昔からの建物なのかプレハブなのか? 左はそれらしく、右は何か違和感あり・・・
このストリート全体で「使用色の統一」をすればこんな看板は無くすことが出来るのでは?たとえ使ったとしてもサイズの規格を作ればなんとかなるはずです。
どこにでも顔を出すスヌーピーの知名度はさすが! しかも「キンスヌ」
こちらは正真正銘の古き良き時代の建物、ですよね?
外観はいろいろ修復されているようですが、基本的にリニューアルでしょうか。
叩いて穴でも開けないと本当の所はわからない・・・ほど精巧なレプリカ?
うーーん、それはないでしょう。
立派な建物が続きます。
小樽オルゴール堂。
木造ですがどこか風格があります。
イタリアンレストラン ベリー・ベリー・ストロベリー
AM 10:21
観光客がお目当ての店が並ぶ通りから少し外れると、昔ながらのドメスティックな飲み屋街も存在します。
その名も嵐山新地。
小樽駅方面に戻ってきました。
最初は「えっ!これが小樽駅なの?」と勘違い。
「中央バスのりば」でした。
その後ろに控えていたJR小樽駅、やはりこうでなくちゃ。
駅前にある観光用市場?、ズバリ安いのかそれとも「観光価格」なのか。でも活気があって頑張ってる感がしてました。
歩いてきた終盤に見つけた「おすすめ観光コース」ですが、ほぼ同じコースで歩いてきました、パスした所もありますが。
駅前から海岸方面を見るとこんな感じ。
JR小樽駅の構内。レトロな雰囲気は残っています。
運賃はどれくらい? ちょっと調べてみます、乗らないけど・・・
函館本線で今朝通って来た美唄まで2.100円です。
小樽駅と言えば石川啄木・・・
AM 11:48
小樽市内を3時間近くかけてぐるっと回って駐車場に戻ってきました。
今日中に目指すは函館なんですが、ちょっと道草して海岸沿いを西へ走ることにします。
小雨模様です・・・
走り出したら本降りになってきました。
JR余市駅前を通って・・・
積丹半島方面に向かいます。
229号線をそのまま進みます。神威(カムイ)岬だけ特別扱いです!
913号線に入って積丹岬へ向かいます、こんなお天気ですから景観は期待できません。
PM 02:48
積丹岬に到着。小雨の中、積丹岬自然公園遊歩道を少しだけ歩きます。
なんとか海を見ることが出来ました。
15分程で積丹岬灯台に。
タイル張りですか?
灯台から先は熊出没情報の紙が貼ってあり、立入禁止になっていましたのでここで引き返します。
日本海を見ながら戻ります。
PM 03:29
再び「道道913号」に戻って西へ向かいます。
![]() |
雨は降ったり止んだりです。ちょっとガソリンが心細くなってきました。このままでは函館まで走るのは無理かも? 岩内の町でスタンドを探しましょう。 |
229号線の寿都(すっつ)、岩内方面に右折します。
PM 04:20
岩内町内でスタンドを見つけました、ほっ・・・
ENEOS 岩内SS 岩内郡岩内町 10L給油 @139 1.390円
これで函館まで戻れます。
スーパー LUCKY岩内店で食材購入したら函館に向かいます。
岩内の町にスタンドが無かったら・・・もう大変でした。
(続く)