北海道、層雲峡から黒岳へ・・・
今日は早朝から黒岳へ向かいます。いつもより歩きます。
きっとぐったり疲れます・・・
AM 05:30
始発の黒岳ロープウェイに乗るためチケットを購入します。往復 3.000円
AM 06:00
始発便が発車します。駐車場は悲しい程まばらです。
雲海を突き抜けて一気に高度を取ります。
もう着いちゃいました。次は黒岳リフト乗り場に向かいます。
「文明のリキ」でもう半分近く制覇、しかもここからリフトに乗ります。
黒岳山頂が見えます、左側に突き出たふたつの岩が特徴的です。
ピースサインみたい・・・
スタッフの方が夜露に濡れたシートを清掃中です、少し待ちます。
楽チンです。寝てしまいそう・・・
山頂が大きく見えるようになってきました。もちろんあの急斜面は足で登りますよ!
AM 06:40
ここから登山スタートです。最終リフトは5時半ですからそれまでにはここへ戻らないと最悪層雲峡まで歩いて下山することになります、私の足だと深夜です!
雲海がゆっくり谷を流れて・・・
ピースサインの岩が近づいてきました。前回この道を登った時は2ケ所ほど雪渓がありましたが、今年は雪が少ないせいか残っていません。
AM 08:10
1時間30分ほどで黒岳山頂です。前回は2時間ほどかかって登りましたが、今回は途中休憩もなくスタスタと快調に登ることが出来ました。
さーて、ここからが本番です。旭岳目指して歩きますが、途中で引き返して来なくちゃいけません。本当は旭岳から向こうのロープウェイで下山したいんですが、また層雲峡まで車を取りに来るのに大変なお金と時間が掛かってしまいます。
どこまでも歩いていく道が見える素晴らしさ!
黒岳から一旦高度を下げます。
下がりきった所にある「黒岳石室」の小屋。今年はコロナの影響で管理人さんがいません。テント泊は出来そうです。
最初、赤い花かと思っていたら葉っぱですね。
1ケ所に密集しています。
「黒岳石室」が近くなってきました。手前の道路にまで雪が残る場所も今年はほんの少しだけ。
おかげで靴は汚れません!
「黒岳石室」をちょっとだけ覗いて先に進みます。
右手の北鎮岳方面は雲の中・・・
君達カラスですか?こんなところまで登ってきたの、いや飛んできたの?
先を進む10名程のパーティー、旭岳まで縦走するみたいです。
振り返ると中央に見える黒岳ははるか彼方、もうこんなに離れている・・・
ズームで見ると歩いてきた道がはっきりと見えます。
一旦登った高度の半分くらいは無駄にした気分です。
お鉢平が見えてきました、かなりワイルドです。
東京ドーム何個分とか説明出来ませんがかなり広いです。
ここで撮った携帯写真。
空の雲がネコの顔に見えませんか??? それとも妖精???
ここだけ不思議に雪が残っています、スキーは出来ません。
AM 10:57
中岳通過します。
AM 11:25
中岳分岐を通過して間宮岳手前で時刻は11時40分、登山開始が午前6時40分でしたから5時間歩いたことになります。帰りの時間を同じ5時間とすれば4時40分、最終リフトが5時30分ですからこれくらいの余裕を持って帰った方が安心です。潔く引き返すことにします!
不思議と帰りの足取りは軽い・・・何故だ!
行きには見えなかった(見なかった?)景色が帰りには見えます。
黒岳は一番端で待っててくれます。あの登り返しがきっと・・・辛い。
北鎮岳の雲が取れて山頂が見えます、行くしか無いでしょ。
ってことで分岐を北鎮岳方面に行きます。そうと決まれば早足になります。
北鎮岳分岐まで戻ってきました。
300mとは思えない程遠くに見えますが・・・
時間の余裕はそんなにありませんが北鎮岳に登ります。
途中から黒岳が見えます。
道草してますが少し待ってて下さい。
そして北鎮岳山頂に! 写真を撮ったらすぐ引き返します。
最後の登り返し・・・やはり辛い。
黒岳山頂を通過して早足で下山します。ピースサインもサヨナラします。
快速下山でリフトが見えてきました。先端にはロープウェイの白い山頂駅が見えてます。
PM 04:35
山頂リフト駅に無事到着しました、途中コケなくて良かった。
もう安心です、足は痛いけど・・・
午後5時には層雲峡に戻ってきました。これから黒岳温泉に入ります。
10時間歩きましたので温泉でのんびりしてから何か食べて車の中で仮眠しますか。
お天気も良く、素晴らしい一日でした。
明日はきっと歩けない・・・痛くて。