2015年 九州旅・時どき山へ 8

2015年7月 九州の旅・時どき山へ その8  もう帰ろう・・・

もう日没まであまり時間がありません。急がなくちゃ!

この道を行けばもうすぐ「長部田海床路」(ながべたかいしょうろ)
熊本県宇土市にあるこの海の中へ続く道・・・
潮の干満の差が激しいので、漁業の人たちがなるべく船の近くまで車で移動できるように考えられたのがこの「海の中道」なんですね。

大分にある二階堂という麦焼酎の会社がテレビCMで使って有名になった場所なんですが、
この近くのはずです。そこから見える雲仙・普賢岳の写真を撮りたくてやって来ました。
「住吉海岸公園」駐車場に車を置いたら早速海に向かって続く道を歩いてみます。

歩いていくと「かなり立派な堤防」という感じです。この堤防に沿って電柱が並び、電線が引かれている不思議な光景です。そして満潮になってくると、海に沈んで堤防は見えなくなり、明かりのついた電柱だけが海に向かって残る・・・  そう考えるとこの電柱、「絵的」には大きな役割をはたしています。





残念ながら雲が多くて、普賢岳の頂上も隠れています。
小舟が停泊しているところがこの海床路の先端でしょうか、かなり長く伸びています。







電柱の付け根はこんな感じです。







のんびり歩いていると太陽が良い位置に下がって来ました。
このまま先端まで歩いている時間はありません。
急いで戻って写真を撮る場所を探します。







走れ!

普賢岳は隠れたままですが、美しい色に変化して来ました。







完全な満潮時間とは重ならなかんですが、なんとか撮ることが出来ました。







陽が沈んでからもじっと待ちます。
華やかな色が消え、漆黒の世界に入って行きます。







夕方から夜にかけて満潮が重なる時期であれば海床路は完全に海に沈みますが、今回はちょっとね・・・
でも、この光景を楽しむことが出来ました。







そして今回の九州旅は終了です。あまり山には登れなかったけど、こんな時もあります。


(完)




出雲から呉へ 4

  「呉・大和ミュージアムのゼロ戦」    冬の山陰へ・・・2021.2月の記録です 2021年は出かける機会が一番多かった年でした(毎月何処かに・・・) 記録として残しておくことにしました    大和ミュージアムの脇にある駐車場に車を停めてこの界隈を歩くことにします 最初に向か...