2017年夏・北海道ツアー その1 青森まで
今年は少し早めに家を出よう・・・
初夏の北海道は花が咲き乱れ・・・
去年遭遇したダブル台風も来ない・・・
山の残雪は多いかもしれないけど・・・
そんな訳で6月も終わりに近づいた頃、名古屋を出発しました。
2017年6月25日午後16時58分中央道小牧東IC付近、
夕方の渋滞を避け、中央道を走行中です。
めったに利用しない恵那峡SAを通過、天候は間違いなく曇り。
中津川ICを出て19号に入ります。午後6時40分、ここからはのんびり国道を走ります。
いつも北アルプス、八ヶ岳方面へ行くときには、「松本まで115キロ!まだまだあるじゃん・・・」なんて思いますが、目的地が青森だったりすると不思議です、100キロなんて何も感じません。
このあたりの景色はいつも癒されます、Heal the green world・・・です。
夜間走行するのは神経を使いますが、日没前はこの景色は好きです。
これから日が沈み夜間走行なんですが、どこまでも19号を走って行くの?
松本から高速に入ってしまう、長野まで頑張って、そこからショートカットして117号を走る・・・
結局、長野市内まで19号で走り、そこからナビを長岡市にセットして飯山方面に向かいました。途中のレストランで夕食(夜食)、時刻は午後11時30分。そして心地良くなり十日町市あたりで睡魔に襲われ道迷い・・・
なんと252号を走って北上してますが!おそらく柏崎市へ向かえば北陸自動車道が走ってますから、いつしかそちらに向かっていたのかもしれません。
これはいかん!長岡市と反対方向へ走ってます、戻ることにしましょう。
眠い時に走り続けるのは危険ですから何処か休憩出来る場所を探します、目に飛び込んで来たのは再びグリーン色の高速道路標示、このあたりの土地勘ありませんから高速のSAで仮眠したほうが安全です。
暗闇で見つけた「長岡北スマートIC」から入ります、ここまで何処を走って来たのか不明。
入ってしまえばスイスイ走れますから、もう少し頑張ってSAのあるところまで走ります。
結局、日本海東北自動車道の豊栄SAまで走って、気絶するがごとく「おやすみなさい・・・」でした。
午前6時23分
気分良く目覚めたら7号線を走ります。
雲天の空ですが、雨は降っていません。
午前9時03分
無意識に走り続けて「ここは何処?」
国道7号線(羽州浜街道)の「道の駅・あつみ」で休憩。
朝食に何か食べる気分でもなく、そのまま走り出します。
この場所は何故か印象に残っています。
標高51mある名勝「暮坪の立岩」と言うそうです。
7号線から右折して日本海東北自動車道「あつみIC」から無料区間に入ります。
これで鶴岡市と酒田市をワープ。「酒田みなとIC」でまた7号線に戻ります。
午前10時34分
「道の駅・鳥海」で朝食を・・・
でも”さかな臭”が強烈、色々な焼き物、揚げ物、刺し身のオンパレード。
少し離れたパン屋さんでサンドイッチとコーヒーを・・・
再び象潟IC(きさかた)から日本海東北自動車道に入ります。
無料区間を走行していますが、この先由利本荘・岩城ICからは有料となり、河辺JCTで秋田自動車と繋がります。ここで「日本海東北自動車道」の名称は消え、「秋田自動車道」となります。
岩城ICで高速を降り、7号線に出て北上しましょう。
「左」です!
曇っていた空も少しずつ晴れてきました。
秋田市内に入りましたが、ここからちょっと混雑・・・
幹線道路ですから信号が多い。
それでも色んな店があって賑やかですね、渋滞でも気になりません。
何処にでもある店の”安心感”と、日頃見ない珍しい店が無い失望感と・・・
静かになった頃、7号線「昭和バイパス」を走ります。
ショートカットして285号を大館市に向かいます。
ここを真っ直ぐ・・・ 大丈夫か?
午後1時52分
「道の駅・五城目」で休憩。
何も食べたくないのでソフトクリーム!
”ばばへらアイス” ノーサンキュー・・・
285号から105号経由、阿仁街道で鷹巣ICから秋田自動車道の無料区間に入ります。
小阪JCTで東北自動車道とドッキング、ここで秋田自動車道は終了します。
そして有料区間となります!
左側には岩木山が見えます。見る角度によって山の形が変わっていきます。
午後4時13分
青森IC到着です。
今朝は6時から起きていますからちょっと眠い・・・
標識どおりに青森市街へ。
午後4時47分
今日の宿に到着しました。
シャワーを浴びてさっぱりしたら横になるとか・・・
なんですが、元気になれば外に出たい!
ちょっと歩いてみます、足だけは運動不足なんです。
初「みちのく」銀行・・・名古屋には支店がない。
ホテルの場所だけ覚えておかないと、酔った時に帰れなくなります。
携帯のGPSでも大丈夫なんですがね。
正面に青森駅。
青函連絡船はこの先から海を渡って北海道に。
それにしても新幹線乗り入れたのにゴージャス感がしない・・・
えっ?ここは青い森鉄道の「青森駅」なの?
よくよく考えれば解りますね、こんな海の間際から新幹線どうやって曲がるの?
新幹線が止まる「新青森駅」は3キロほど西にありました。
港の方に歩いてみましょう。
昔の青函連絡船波止場です。
しかし長い列車をレールを繋いで船に載せる作業なんてそうは簡単にいかないでしょうに。海が穏やかな時ばかりではないから、海面は絶えず上下横揺れするし、よく脱線しないものです。
潮位に合わせてこの浮き桟橋を上下させるのでしょうか。
長い年月で状態はかなり荒れています。
船尾にドッキングさせる・・・
これは大変な作業のようです。
脱線したらどうするんでしょう・・・ しないか。
謎は深まるばかり・・・
今度調べてみましょう。
タワーの内部、そこには年季の入った大きなギアが。
もう一度駅まで戻って夕食を済ませ、今夜はもう寝ます。
明日の朝、青森から函館行きのフェリーの予約を入れなくちゃ!
朝イチで乗れるとよろしいんですが、だめなら大間までドライブして函館に渡りましょう。