出雲から呉へ 4

 

「呉・大和ミュージアムのゼロ戦」

 

 冬の山陰へ・・・2021.2月の記録です

2021年は出かける機会が一番多かった年でした(毎月何処かに・・・)

記録として残しておくことにしました 

 

大和ミュージアムの脇にある駐車場に車を停めてこの界隈を歩くことにします

最初に向かったのはミュージアムの海側にある突き出た公園です

この場所、実際の戦艦大和と同じ面積の甲板が板張りで作られています(左側半分)

 

 

甲板に立っているような気分

こうして見るととても広い甲板です (丸いのは砲塔部分)

 


 

ベンチで10分ほど休憩したら「大和ミュージアム」へ向かいます

今回で2度目です 

前回は2018年2月にお邪魔しています


 

まず最初は「大和」へ向かいます

前回と何かが変わっている訳でもありません

変わらない存在感

 


目の届かない所では修復や修正がされているのかもしれません

 


この角度から見るとスクリュウーがやけに大きく見えます

 

 

このサイズでどこまで作り込むのかを決めるのは大変難しい作業ですね

しかもウエザリングは一切無ですからシンプル&綺麗に見え過ぎてしまいます

 

 

この広い空間を独占して展示されています

しかしこのサイズに決定されたのは大正解だったのかもしれません

 


今回は色々な展示物がある中からゼロ戦だけに集約して300枚ほど写真を撮りました

その中の一部を・・・

 

 

愛知県安城市にあった明治基地の所属機

エンジントラブルで琵琶湖に不時着

遥か南方の島から見つかった機体ではないので

どこか親近感が・・・

 


落ち着いた安定感あふれるスタイル

当時の戦闘機をイメージした時に出てくるベーシック・デザインかも・・・

 

 
 
胴体後部は琵琶湖から引き上げられた時すでに無くなっていたのですが、現存する資料から精工にリビルトされています

 

 

 


琵琶湖から引き揚げ後は京都の「嵐山美術館」に展示されていました

当時この機体を見ていますから実は初対面ではありません

しかしまるで生まれ変わったように美しくなっています

「嵐山美術館」には陸軍四式戦闘機「疾風」も一緒に並んで展示されていました

その機体は現在九州の知覧特攻平和会館に美しい姿で展示されています

「京都嵐山美術館」から経営母体が同じ「南紀白浜ゼロパーク」に移転した2機ですが

最終的にはどちらも買い取られ現在は別の場所で離れて生きています

このゼロ戦は2002年に呉市が一億円で買い取り 大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)で2005年から公開展示されています

 

 


3時間ほど大和ミュージアムを楽しんでから港に向かいます

友人と約束の時間まで余裕がありましたので港内の自衛隊艦船を見る「艦船めくり」の船に乗ってみます

自衛隊OBがこのツアーを企画運営しています



 

 「白いクジラ」状態の潜水艦

ずっと潜っていたんでしょうか・・・

 

 

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こちらはDDH-184「かが」 

海上自衛隊ヘリコプター搭載護衛艦

「いづも型護衛艦」の2番館です

F35B搭載に向けて軽空母化に改修されます(現在は艦首が幅広く四角形になりました)



 この日は偶然にも天皇誕生日でしたので祝意を表すため艦首からマストを通して艦尾まで信号旗を掲揚する「満艦飾」の日でした

 

夕食後ホテルに向かいます 

 

                       (5へ続く)


 

 

 

 

 

出雲から呉へ 4

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